2017年5月5日金曜日

速読。

速読の最大のデメリットは、自立神経失調症になる。

読む本や文章の量が、10冊、20冊ならともかく、死ぬまで、毎日、10冊、20冊単位で速読したら、自立神経失調症になりますよ。

そもそも、私自身が書いた本の中身でも、著者である私が覚えていないのに、1回、2回、他人が書いた本を読んで理解できると考える方が図々しいのです。

速読は、例えば、今日、初めて会った政治家に明日までに、マニフェストやリーフレット書いてくれという無茶なことを言われた時に、文体と考え方を真似るために、30分で、政治家の会報から本まで全部読まなきゃいけないとか、いきなり電話で知らない評論家を紹介されて、紹介するからこれからタクシーでホテルに来てと言われて、途中の書店で本を買って、タクシーの中で10分でなに書いてあるか読むとか、そういうすごく限定的なシチュエーションでしか使い道ないですよ。
まともにマニフェストの代筆するなら、半年かけて政治家本人と選挙区の研究しないと無理です。
伊藤博文でも、大日本帝国憲法を作るのに、欧州に行って研究している。世界の憲法全集のツギハギを1週間で日本国憲法にされたのなんか、日本ぐらいですよ。

で、日本国憲法も、米国の素人が作った草案を、枢密院や議会で、修正してますからね。枢密院は美濃部達吉博士が、改憲手続きが違憲であるから、反対してるし…。(8月革命説が主流でしょ?。無条件降伏は革命と同じであり、帝国憲法が無効化したということ。)