2017年1月11日水曜日

平和の心。

平和な国を作るためには、「平和の心」が大切です。

まず、平和第一主義。

しかし、平和な心だけだと、チベットみたいに侵略されてしまうんです。
ですから、聖徳太子でも、上杉謙信、諸葛孔明、みんな平和第一主義者ですが、抑止力としての軍事力を完備していたのです。

大きな平和というのは理解しがたいものです。小さな平和は、子供でも理解できますが、大きな平和を理解するには知識と知恵が必要です。

例えば、織田信長というのは寺を焼いたり、魔王なことをしていますが、「戦国時代を終わらせる」という大きな平和の心を持っていたのです。

武田信玄や上杉謙信は信仰心が篤い武将でしたが、織田信長の大きな平和の心というのは理解できなかったのです。

織田信長が、武力で戦国時代を終わらせることで、応仁の乱以降、続いた戦国時代を終わらせ、本来、チンタラ戦国時代が続けば死んだであろう人命が救われたのです。

織田信長は大量に殺戮をやっているんですが、織田信長が殺した人命の数より、織田信長が戦国時代を終わらせる事業によって、助かった人命の方が圧倒的に多いのです。
これが、大きな平和の心です。

人間が一番、理解しがたい概念の1つが大きな平和。ですから、やれる人がほとんどいないんですよ。私は、できないです。

老子では、「小の虫を殺して、大の虫を生かす」と言っていますが、これが大きな平和の心ですが、私は小の虫がかわいそうだから、殺せません。老子は、小の虫が殺せない人間はリーダーになるなと言っているんです。犠牲者を増やすから。

儒教だと、「小の虫も大の虫も殺さずに一緒に死にましょう」。老子は、犠牲者が減るなら、綺麗事いわずに、非道なことをやって、生かせる命を生かすのが指導者。全員、死ぬという小さな平和の心を持ったら駄目という教え。とにかく助けれる命は救って、それで犠牲者を出すなら、リーダーというのは、犠牲者を出すことを受け入れなさいと。

難しいですよ。私はできないから。